サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、10月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[5/5ページ]
6位:前田大然(まえだ・だいぜん)
生年月日:1997年10月20日(27歳)
25/26リーグ戦成績:7試合2得点2アシスト
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本代表通算成績:25試合4得点0アシスト
市場価値:1500万ユーロ(約26億円)
日本が誇るスピードスターである前田大然が、6位にランクインした。
圧倒的なスピードを武器に持つ前田は、現在所属するセルティックでリーグ4連覇に貢献。昨季は、30試合出場16得点とチームトップのゴールを決めた。
しかし、クラブで輝く一方、日本代表での存在感は希薄だ。
そもそも、日本代表が3-4-2-1のシステムに変更して以降、ほとんどの試合で途中出場となっており、多くの出場時間を確保できていない。
そのため、得点やアシストといった数字も伸びていないという現状である。スーパーサブとしても、まだ確立とは言えないだろう。
そんな前田の市場価値は推定1500万ユーロ(約26億円)とされている。
プロキャリアを始めた2016年2月から現時点(2025年6月)まで一度も市場価値を落としておらず、特にここ半年間においては推定800万ユーロ(約14億円)→推定1500万ユーロ(約26億円)まで上昇している。
その前田は足の違和感による影響で、パラグアイ戦は欠場となった。ブラジル代表戦では、セルティックで見せつけている快速ぶりでゴールを奪ってほしいところだ。
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