FIFAワールドカップ26欧州予選・グループAの第3節、ドイツ代表対ルクセンブルク代表の試合が現地時間10日に行われ、ドイツが4-0で勝利している。この試合では、ドイツ代表DFダヴィド・ラウムがフリーキックから直接ゴールを決めて、チームの勝利に大きく貢献した。
芸術的な一撃!
【写真:Getty Images】
W杯本大会出場に向けて欧州予選を戦うドイツ代表。スロバキア代表との初戦は0-2で敗れてしまったものの、続く北アイルランド代表との試合は3-1で勝利した。迎えたルクセンブルク代表との試合で、チームを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、DFヨナタン・ター、MFセルジュ・ニャブリ、FWニック・ウォルトメイドを先発に起用している。
12分、芸術的なゴールでドイツが先制した。ペナルティエリア手前でフリーキックのチャンスを獲得すると、キッカーを務めたのはラウムだ。壁の上から落としたボールは、ゴール左隅に突き刺さり、ドイツに先制点をもたらしている。ルクセンブルクのGKアントニー・モリスが懸命に飛びつくも、ラウムの左足から放たれた完璧な一撃は触ることもできなかった。
その後、ルクセンブルクDFディルク・カールソンがペナルティエリア内でハンドを犯したことで退場となり、ドイツにPKが与えられる。これをDFヨシュア・キミッヒが冷静に沈めて、ホームチームが2点リードする展開となった。後半もドイツペースが続き、48分、50分と連続で追加点を決めて、4-0でルクセンブルク代表を下している。
次の試合は13日に行われ、ドイツはアウェイで北アイルランド代表と対戦する予定だ。