サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でブラジル代表と対戦する。言わずと知れたサッカー王国には、いまどんな選手が揃っているのか。今回は、ブラジル代表の最新メンバーを『transfermarkt』が算出した最新市場価値ランキングの形で紹介する。※成績は11日時点のもの[2/5ページ]
4位:ガブリエウ・マガリャンイス
生年月日:1997年12月19日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
最新市場価値:7500万ユーロ(約130.4億円)
25/26リーグ戦成績:7試合1得点0アシスト
ブラジル代表通算成績:16試合1得点0アシスト
最新メンバーの市場価値ランキングで4位になったのは、センターバック(CB)の位置で対人守備・ビルドアップ両面においてチームに貢献できるガブリエウ・マガリャンイスだ。
市場価値はグンと上がり、7500万ユーロ(約130.4億円)を記録している。
もはや、ガブリエウ抜きのアーセナル守備陣は想像できない。それほどまでにこのブラジル産CBのプレーは圧倒的だ。
守備時の「チャレンジorステイ」の判断は常に正確で、地上・空中戦ともに高い強度を誇る。
しかも、先に述べたようにただ守る“だけ”ではなく、優れたパス技術で攻撃の起点にもなれるのだから、対戦相手からすればこれほど嫌な選手はいないだろう。
アーセナル加入後の市場価値推移は、目を見張るものがある。移籍直後の2020年10月に2800万ユーロ(約48.7億円)だった市場価値は、2023年3月には5000万ユーロ(約87億円)を記録した。
その後も上振れを続け、いまや7500万ユーロの値を付けるまでになった。これは世界のディフェンダーの中で6番目に高い金額であり、世界2位の価値を持つウィリアン・サリバ(8000万ユーロ〔約139.1億円〕)とのCBラインはアーセナルが誇る黄金コンビだ。
もちろん、ガブリエウの重要度はブラジル代表でも全く変わらない。これまでに公式戦16試合(1得点)でCBを任されている。
FIFAワールドカップ26 南米予選で大不振に陥ったセレソンが何とか5位で本大会出場を決められたのはガブリエウの獅子奮迅の働きがあったからこそだ。
カルロ・アンチェロッティが今最も信頼を寄せているCBの1人であるのは間違いない。
