サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でブラジル代表と対戦する。言わずと知れたサッカー王国には、いまどんな選手が揃っているのか。今回は、ブラジル代表の最新メンバーを『transfermarkt』が算出した最新市場価値ランキングの形で紹介する。※成績は11日時点のもの[3/5ページ]
8位:ジョアン・ゴメス
生年月日:2001年2月12日
所属クラブ:ウルヴァーハンプトン(イングランド)
最新市場価値:4000万ユーロ(約69.6億円)
25/26リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
ブラジル代表通算成績:10試合0得点0アシスト
最新メンバーの市場価値ランキングで8位になったのは、テクニックとタフネスを併せ持つボックス・トゥ・ボックス型のミッドフィルダー、ジョアン・ゴメスだ。
プレーエリアが広く、攻守両面で高い貢献度を誇るJ・ゴメスは、所属クラブのウルヴァーハンプトンとブラジル代表の両方で存在感を高め、市場価値は4000万ユーロ(約69.6億円)を記録している。
J・ゴメスが母国ブラジルを離れてイングランドにやって来たのは2023年1月のことだった。
“ウルヴズ”加入当初は気候や文化の違いに戸惑い、適応に苦労したものの、徐々に環境へ適応。「妻の存在は本当に頼りになる。僕がここに来た目的だけに集中できるよう、あらゆる面で支えてくれるんだ」と、家族のバックアップが助けになったことを明かしている(ウルヴスのクラブ公式サイトより)
ブラジル代表デビューの瞬間は、現地時間2024年3月23日に『ウェンブリー・スタジアム』で行われたイングランド代表との国際親善試合だった。
プレミアリーグで選手としての格を上げたJ・ゴメスが、“聖地”ウェンブリーでセレソンとしての記念すべき第一歩を踏み出したのには、浅からぬ縁を感じる。
2023年6月に1800万ユーロ(約31.3億円)だったJ・ゴメスの市場価値は、ウルヴスとブラジル代表での安定した活躍ぶりにより、じわりじわりと上昇。一度も下降することなく、現在の4000万ユーロまで到達している。
決して魅せるプレーで観客を沸かせるタイプではないが、その堅実かつ効果的なプレーはJ・ゴメスの存在価値を高める重要な要素となっている。
