サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でブラジル代表と対戦する。言わずと知れたサッカー王国には、いまどんな選手が揃っているのか。今回は、ブラジル代表の最新メンバーを『transfermarkt』が算出した最新市場価値ランキングの形で紹介する。※成績は11日時点のもの[4/5ページ]
7位:ガブリエウ・マルティネッリ
生年月日:2001年6月18日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
最新市場価値:5500万ユーロ(約95.6億円)
25/26リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト
ブラジル代表通算成績:19試合2得点0アシスト
最新メンバーの市場価値ランキングで7位にランクインしたのは、一時のスランプを脱しつつあるガブリエウ・マルティネッリだ。
不調だった頃は市場価値が著しく下落していたが、その“下げトレンド”も直近の復調によりストップ。現在の市場価値は5500万ユーロ(約95.6億円)となっている。
2019/20シーズンからアーセナルでプレーしているマルティネッリは、巧みなドリブル技術と類まれな得点力を武器に左ウイングのレギュラーとして活躍を続けてきた。
しかし、自身初となるプレミアリーグ二桁ゴール(15得点)を達成した2022/23シーズンをピークに、調子は下降。2023年12月に8500万ユーロ(約147.8億円)もの値を付けていた市場価値は、2024年10月には6000万ユーロ(約104.3億円)まで下落した。
そんななか、2024/25シーズンは復活の兆しを感じさせるシーズンとなった。プレーぶりからは迷いのようなものが消え、失いかけていたゴールの嗅覚も戻ってきた。
同シーズンはリーグ戦33試合で8ゴール4アシストをマーク。市場価値は2024年12月に5500万ユーロを記録したのを最後に、現在に至るまで下落が止まっている。
マルティネッリの市場価値が再び上昇トレンドに転じるためには、ブラジル代表での活躍も欠かせない。
10月10日に行われた韓国代表との国際親善試合で、ブラジル代表は5-0の大勝。しかし、マルティネッリはベンチ入りしたものの、出場機会は訪れなかった。
10月14日の試合に向けて牙を研ぐ技巧派ウインガーに対して、森保ジャパンは十分に警戒する必要がありそうだ。
