サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦する。現在地を確認する重要な一戦を控えた中、FW小川航基が「自分の良さを発揮する最高なシチュエーション」などとコメントし、ブラジル戦への意気込みを語った。
小川航基がブラジル戦に向けて意気込み
10日のパラグアイ代表戦(2-2)では、先制点を挙げた小川。2戦連発を狙うブラジル戦については、「シュートチャンスだったり、決定機が少ないのは間違いないと思います。でも、少ない決定機の中で決めきるっていうのが、自分のストロングポイントでもある。そういった意味では、自分の良さを発揮する最高なシチュエーションなんじゃないかなとは思います」と力を込めた。
また、9月のアメリカ遠征では、2試合で無得点に終わった日本代表。パラグアイ戦では2ゴールを奪ったものの、引き続きブラジル戦でも“得点力”がテーマになる。
28歳のストライカーは「個人の力は日本代表にもあると思いますけど、やはりチーム力。攻撃でのいい形を、バイタルで作って、ワンタッチ、ワンツー、フリック、そういった連携で崩していける力が、今は必要なんじゃないかなと感じています」と自身の考えを述べた。
それでも「そんなに綺麗な形でゴールが決まるシーンは、なかなか見ない」と話したうえで「やっぱりショートカウンター、切り替えのとこだったり、トランジションのところ。奪われた後すぐに切り替えて、できる限り相手のゴールに近い位置でボールを奪い返す。っていうのが、相手がまだ陣形が整っていない中、一番得点に近いんじゃないかなと思います」と崩し切る部分とカウンターの両方の重要性を語った。
(取材:加藤健一、文・構成:編集部)
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