FIFAワールドカップ26欧州予選・グループGの第8節、オランダ代表対フィンランド代表の試合が現地時間12日に行われ、オランダが4-0で勝利した。この試合では、オランダ代表FWドニエル・マレンが華麗な連携から豪快なミドルで先制ゴールを奪い、チームを勝利に導いている。
圧巻のミドルで先制ゴールを記録
【写真:Getty Images】
9日に行われたマルタ代表との試合に4-0で勝利し、ここまで5試合を終えて4勝1分けと無敗でグループ首位を維持しているオランダ。チームを率いるロナルド・クーマン監督は、DFフィルジル・ファン・ダイク、MFフレンキー・デ・ヨング、FWメンフィス・デパイらを先発に起用した。
8分、オランダが華麗な連携からスコアを動かす。左サイドでボールを奪うと、FWジャスティン・クライファートがペナルティエリア手前にいたマレンへパスを送る。ボールを受けたマレンは、デパイとのワンツーで前を向くと素早く右足を振り抜いた。マレンによる豪快な一撃は、相手GKの手を弾き飛ばしてネットに突き刺さっている。
華麗な連携、そして最後はロケット弾のような勢いのあるミドルでオランダが先制に成功した。さらに17分には、フリーキックのチャンスからファン・ダイクが頭で合わせて追加点を記録している。38分にPKを獲得すると、デパイがこれを冷静に沈めて前半だけで3点差とした。
後半もオランダのペースで試合は続き、84分にFWコーディ・ガクポがダメ押しとなる4点目を決めて、ホームチームがフィンランド代表を4-0で下している。
次節は11月14日に行われ、オランダ代表はアウェイでポーランド代表と対戦する予定だ。