サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦する。英メディア『Sports Mole』は12日に、日本とブラジルの一戦を展望した。

スタメンも変更の可能性

【写真：Getty Images】

　10日に行われたパラグアイ代表との試合は2-2の引き分けに終わった日本。一方で、ブラジル代表は韓国代表を5-0で撃破し、チームとして良い状態を維持したまま日本との試合を迎える。

　同メディアは、「開催国である日本はパラグアイとの親善試合で2-2の引き分けに終わった。直近の3試合ではいずれも勝利を収めることができておらず、そのうち2試合は引き分けだ。来年に行われるW杯の出場権を獲得して以降、日本は最高のプレーを見せることができていない」と、直近の3試合で2分1敗と日本が勝利から遠ざかっていることを強調した。

　一方で、ブラジルについては、「韓国に5-0で圧勝したが、直近6試合で2ゴール以上を決めたのはこの時だけだ」と振り返りつつ、「ブラジルは日本に対して素晴らしい成績を誇っている。ただし、チームを率いるアンチェロッティ監督のアウェイでの成績は、韓国戦での勝利の前に2度の敗北と2度の引き分けがあったことを考えると不安が残る」と、過去の対戦成績ではブラジルが優位に立っていることを指摘している。

　また、「マテウス・クーニャが韓国戦では前線を牽引した。しかし、おそらくイタリア人指揮官はリシャルリソンのような伝統的なストライカーを起用したいと考えているだろう。ブルーノ・ギマランイスは先発が確実であり、カゼミーロとタッグを組む可能性がある」と前置きし、韓国戦からブラジル代表の前線のメンバー構成が入れ替わるだろうと強調した。