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「大失態でぐらつく」ブラジルに惨敗した韓国代表。“守備の要”DFキム・ミンジェの痛恨ミスに韓国メディアは「守備崩壊」と愕然

text by 編集部 photo by Getty Images

 国際親善試合、韓国代表対ブラジル代表が10日に行われ、0-5で韓国が敗れた。韓国メディア『OSEN』は11日に、韓国の“守備の要”であるDFキム・ミンジェが痛恨のパスミスで失点の原因になってしまったことを驚きとともに伝えている。

中心選手にもミスで守備が崩壊

韓国代表DFキム・ミンジェ

【写真:Getty Images】

 ホームにブラジルを迎えた韓国だったが、前半だけで2点を奪われてしまう展開に。また、47分には、キム・ミンジェが自陣ペナルティエリア内でパスミスをしてしまい、それをFWエステバン・ウィリアンにカットされて3点目を許してしまった。その後も2点を追加されて、韓国は守備の崩壊が目立つ0-5の大敗という結果に終わっている。

 同メディアは、「大失態でぐらつく。0-5大敗の中で、キム・ミンジェの責任は重い」と前置きし、ブラジル戦を次のように振り返っている。

「韓国代表の守備の中心であるキム・ミンジェが、ブラジル戦でも存在感を示そうとしたものの痛恨のミスで頭を垂れた。強力なブラジルの攻撃陣に対して孤軍奮闘したが、全体的にチームの守備組織は崩壊しており、その中でキム・ミンジェも不安定なパフォーマンスだった」

 また、「この試合では63分間プレーして、タックル2回、ブロック2回、クリア4回、パス成功率91%を記録している」と、キム・ミンジェの残した数字について触れつつ、「幾度となく味方のカバーに奮闘していたが、後半開始早々にエステバンにボールを奪われて、失点に繋がった場面は悔いが残る」と、言葉を続けている。

 そして、「キム・ミンジェが失点に絡んだ場面は試合の流れを完全に変えた。完全にブラジルペースとなってしまい、韓国の守備陣はその後連続で失点を許している」と指摘しつつ、「ブラジル戦で明らかになった組織の問題と後半の集中力の低下に関しては、W杯本戦を控えた代表チームが必ず修正しなければならない部分である」と、ブラジル戦で本大会に向けた課題が明らかになったと強調した。

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