FIFAワールドカップ26欧州予選・グループGの第8節、リトアニア代表対ポーランド代表の試合が現地時間12日に行われ、ポーランドが2-0で勝利した。この試合では、バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが試合を決定づけるダメ押しゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
レヴァンドフスキのゴールが最高
【写真:Getty Images】
5試合を終えた時点で3勝1分1敗という成績のポーランド。グループG首位を走るオランダ代表を追いかけるためにも勝ち点「3」が必須という状況で迎えた一戦では、DFヤクブ・キヴィオル、DFマティ・キャッシュ、MFピオトル・ジエリンスキ、そしてポーランドのエースストライカーであるレヴァンドフスキらが先発に名を連ねた。
15分、コーナーキックの流れから、MFセバスティアン・シマンスキがゴールを決めて、ポーランドが先制点を奪うことに成功する。迎えた64分、レヴァンドフスキが素晴らしいポジショニングから追加点を奪った。
左サイドで攻撃を組み立てていたポーランドは、うまく縦に突破したシマンスキがゴール前にクロスを送る。このボールに反応したのがレヴァンドフスキだ。ゴール前にスペースがあるのを確認すると、少し膨らみながら相手CBの間に飛び込み、頭で合わせてネットを揺らしている。リトアニア守備陣もレヴァンドフスキの動きを警戒していたが、絶妙な動き出しとポジショニングの上手さによって、シュートを防ぐことができずに得点を許してしまった。
そのまま試合は終了し、ポーランドが2-0で勝利している。リトアニアに勝利したことで、ポーランドは4勝1分1敗(勝ち点13)となり、5勝1分(勝ち点16)で首位につけているオランダと3ポイント差となった。次節は11月14日に行われ、ポーランドはホームにオランダを迎える。