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「チャンスは作れる」サッカー日本代表MF伊東純也が語ったブラジル戦の勝敗を分けるポイント「W杯で起こりうることを体験できる」

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦する。世界の強豪とのテストマッチを控えた中で、日本代表MF伊東純也(ベルギー・KRCヘンク)がブラジル戦に向けた意気込みを語った。

ブラジル戦に向けた意気込み

サッカー日本代表の伊東純也

【写真:Getty Images】

 2-2の引き分けに終わったパラグアイ代表との試合では、先発フル出場した伊東。伊東は、「攻め込まれる分、日本もカウンターを素早く、うまく使うことができればチャンスは作れると思う」と前置きし、韓国代表を5-0で撃破したブラジルとの対戦について次のように言及している。

「高い位置(でボールを奪う)というよりは、低い位置でうまくとって、裏にスペースがあるからそこに人数をかけて飛び出すことができれば…。前から(ボールを)取ることができるのであればそれでいいですけど」

 来年のW杯に向けて、決勝トーナメントに勝ち上がる可能性の高い強豪チームと対戦するのは貴重な機会となる。伊東は「強い相手とやれるのは、やっぱりW杯に向けて良いことだ思う」と述べつつ、「アジアのようにずっと攻めるというのは多分無理。そういうW杯で起こりうるようなことが体験できる相手だと思う。そういうところをうまく経験しながら、どこが悪かったとかを確認していければいい」と、ブラジル戦に向けた自身の考えを語っている。

 伊東は、22年6月に行われた国際親善試合のブラジル戦にも出場している。3年前との違いについて、「まずシステムが違う。前は奪った後もすぐハイプレスで奪われたりで、ちょっとびびってプレーしてた部分があった」と振り返り、「ディフェンスするにしても、奪ったボールから効果的に攻撃したり、マイボールの時間を少し増やす時間だったりが必要」と、今回のブラジル戦で注意すべき点を明かした。

 そして、「(ブラジルの)サイドは、もしかしたらモナコの選手(DFカイオ・エンリケ)が出てくるかもしれない。自分が知ってる選手だったらやりやすい。1対1では負けなかった印象があるのでどんどん仕掛けていきたいと思う。1対1で負けないところを見せることができたら」と、次戦に向けて意気込んだ。

(取材:加藤健一、文・構成:編集部)

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【了】

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