サッカー日本代表を指揮する森保一監督は13日、キリンチャレンジカップ2025 ブラジル代表戦の前日会見に出席した。指揮官は、左足首の負傷で10日のパラグアイ戦を欠場していた久保建英(レアル・ソシエダ)の起用法を明かした。
久保建英がブラジル戦出場へ
9月のメキシコ戦で痛めた左足首のケガが完治していないものの、開幕から苦しむソシエダで、強行出場を続けていた久保。それでも南米勢2連戦を戦うメンバーに招集された24歳は、合流直後から別メニューでの調整を続け、10日のパラグアイ戦を欠場した。しかしその後は、ブラジル戦に向けて全体練習にも加わっていた。
久保のコンディションが心配される中、森保監督は「まずタケに関してですけど、プレーできる状態であるということです」と明言。
続けて「ただし、90分は今、プレーできる状態ではないというか、させるべきではないと思いますので、そこは時間を限定してプレーしてもらいたいなと思います」と起用法について語った。
ラ・リーガで何度も顔を合わせてきたカルロ・アンチェロッティ監督が率いるブラジル相手に、久保が出場する可能性は極めて高くなった。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
