サッカー日本代表は14日、東京スタジアム(味の素スタジアム)でブラジル代表と対戦する。現在地を確認する強国との一戦で、DFリーダーとしての活躍が期待される谷口彰悟が取材に応じ、守備のポイントなどを語った。
キーポイントはコンパクト
昨年11月に左足アキレス腱断裂の大ケガを負った谷口。今年5月に実戦復帰すると、今回の10月シリーズで約1年ぶりに代表復帰を果たした。パラグアイ戦では出番のなかった谷口は「楽しみな気持ちはとても強いです。ただ、勝ちたい」とブラジル戦への意気込みを語る。
韓国相手に5発を叩き込んだ強力攻撃陣への戦い方を問われると「キーポイントはコンパクト」と答え、「そのコンパクトをどういう位置で作るかはゲームの流れ次第で、変わってきますし、統一感を持ってやるというのが、強いチームとやる時は本当に大事」とカタールW杯を経験した34歳は、守備でのポイントを挙げた。
その上で「ボールを持つ時間をできるだけ長くしたい」とも話す谷口は「相手もプレッシャーが早いし、迫力もあると思うんですけど、それに惑わされないように、どこが空くのか空いているのかをしっかり見極めながら、後ろからゲームを作っていきたい。それができる自信はあるので、積極的にトライしていきたい」と力を込めた。
2試合連続で複数失点中の日本代表。森保ジャパンに戻ってきた谷口がDFラインを再建する。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【関連記事】
サッカー日本代表、ブラジル戦のキックオフ時間や放送予定は?
サッカー日本代表、ブラジル戦の予想スタメン&フォーメーション
一体どうして…。サッカー日本代表に呼ばれなくなった選手5人
【了】
