サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった10月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は10月13日現在。『transfermarkt』を参照[5/5ページ]
【写真：Getty Images】
生年月日：1997年10月20日
市場価値：1500万ユーロ（約25.5億円）
25/26リーグ戦成績：7試合2得点2アシスト
日本代表通算成績：25試合4得点0アシスト
保持時は相手ディフェンスラインの背後へのランニングでスペースを脅かし、守備では前線からのプレスで相手のビルドアップのミスを誘う。
前線の選手であるにも関わらず「守備」を「80」としたのは、彼の特異なプレースタイルを表している。
一方で「テクニック」は前線の選手の中では低い数値としている。9月の日本代表では、左WBとして起用されたが前田の長所が全く活きなかった。
今の日本代表のWBにはボールを持ってからのクオリティが求められており、攻撃の起点となるキープやドリブルなどの打開力は彼の持ち味ではない。
スプリント能力は代表の中でも随一であり、その能力の活かし方は他にあるはずだ。
なお10月の代表ウィークは、12日に怪我のために離脱が発表されている。
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