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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング1~5位。トップに立ったのは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった10月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は10月13日現在。『transfermarkt』を参照
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4位:佐野海舟(マインツ/ドイツ)

日本代表MF佐野海舟
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年12月30日
市場価値:2000万ユーロ(約34億円)
25/26リーグ戦成績:6試合1得点2アシスト
日本代表通算成績:9試合0得点1アシスト

 数多くの日本人選手が欧州のリーグに活躍の場を求める中で、昨季から安定してハイパフォーマンスを続けているのが佐野海舟だ。

 マインツでは、加入した昨シーズンから全公式戦となる46試合で先発出場を続けている。

 ボー・ヘンリクセン監督のチームに最も欠かせない選手であり、ドイツ代表MFナディーム・アミリとボランチコンビで攻守に重要な役割を担っている。

 これだけ所属クラブで重宝されるのは、中盤を制圧する佐野の圧倒的な「パワー」と「守備力」が評価されているからだろう。

 決して大柄な選手ではないが、重心を低く対峙した選手の懐に入ってボールを奪う。

 あえてパスコースを開けているようにみせて、相手選手がパスを出した瞬間にインターセプトを狙う駆け引きを交えた守備も得意で、直近のパラグアイ代表戦では中盤で何度もボール奪取に成功した。

 その上でボールを奪った後の質も備わっているのが特長だ。

 前方にスペースがあれば積極的な「スピード」と「テクニック」を活かしたドリブルで進入し、自らのボール奪取から一気にカウンターで攻め切る。

 昨季のリーグ戦では得点関与がゼロと「攻撃」が課題だったが、今季は第6節終了時点で1得点2アシストとオフェンス面でも成長をみせている。

 日本代表のレギュラーに定着するだけの実力を十分に備えている選手だ。

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