サッカー日本代表は14日、個の能力が非常に高い強豪ブラジル代表と国際親善試合を行う予定だ。ただ、これまでブラジルは圧倒的攻撃力を誇るチームという印象が強かったが、イタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督が就任して以降に様変わりしている。堅い守備を持ち味としていると、中国メディア『ナウ・スポーツ』が13日に報じた。
ブラジル代表、攻撃サッカーから守備重視へ?
ブラジルはワールドカップで史上最多の5回優勝を果たしているが、2002年の日韓大会を最後にタイトル獲得から遠ざかっている。2026年の本大会へ向けては、南米予選で苦戦し、一時は敗退危機もあった。しかし、2025年5月12日にアンチェロッティ監督が招聘されると、勝利を積み重ねて5位で出場権を獲得。W杯連続出場の記録を途切れさせることはなかった。
そして、10日に行われた国際親善試合の韓国戦では、5-0のゴールラッシュに終わったことにより、攻撃陣に注目が集まっている。
だが、同メディアはタイトルに「ブラジルの“イタリア化”が進行中?」とつけ、直近5試合で4試合無失点の堅守に着目した。13日の記者会見で、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスは「アンチェロッティはイタリア人。彼は守備を重視する監督で、特にW杯では失点しないことが優勝の鍵になる。守備の安定は欠かせない要素だ」と語り、守備に重点を置いていることを明かした。これまでの伝統的な攻撃サッカーから、イタリア流の守備を加えた形に進化しているようだ。
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