サッカー日本代表は14日、東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2で歴史的な逆転勝利を収めた。試合後、日本代表を率いる森保一監督が喜びを口にしている。
歴史的勝利に喜びを見せた森保一監督

【写真:田中伸弥】
ホームで迎えた強豪ブラジル代表との一戦で、日本代表が歴史的勝利をつかんだ。
青く染まったスタジアムに森保監督は「普段だったら黄色になってしまうスタジアムが本当に青色にしていただいて、テレビの前でも我々に念を送ってくださったサポーターがいて、選手たちが本当に頑張ってくれました」と感謝の言葉を口にした。
前半はブラジルの攻撃に押し込まれて2失点を喫したが、ハーフタイムで森保監督は「ゴールの方にプレッシャーがいけてなかったので、ボールプレッシャーをしっかりすること、1人1人もっと強度を上げていくということ」と修正点を明確に伝え、後半の反撃につなげた。
また指揮官は8ヶ月後に迫ったワールドカップを見据え、冷静に次の課題を見つめる。
「これまで通り今の力を1歩1歩さらにレベルアップさせていくということ。今日のブラジルも本番ではもっと厳しい戦いをしてくる。そういうところ全てを覚悟しながら、1歩1歩目標に向かって成長していければ」と力を込めた。
歴史的勝利の余韻に浸る間もなく、森保ジャパンはすでに次の戦いを見据えている。
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