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フォーカス 2か月前

今回の3得点を除くと? ブラジルからゴールを奪ったサッカー日本代表の5人。苦戦してきた歴史を振り返る

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は14日の国際親善試合でブラジル代表を3-2で撃破。歴史上初めて、南米の強豪から勝ち星を奪った。それ以前は、勝利はおろか、ゴールすることすら難しかった対ブラジル。それを象徴するかのように、今回の3ゴールを除けば、これまでわずか5得点しかあげられていなかったのだ。今回は、その貴重なゴールを挙げた“先人”たちを紹介しよう。[2/5ページ]

DF:槙野智章(まきの・ともあき)


【写真:Getty Images】

生年月日:1987年5月11日
試合:国際親善試合
試合日:2017年11月10日(●1-3)
日本代表通算成績:38試合4ゴール2アシスト

 今やタレント・解説者として人気の槙野智章は、サッカー日本代表として通算4ゴールをマークしている。そのうち1ゴールが、ブラジル代表から奪ったものである。

 ロシアワールドカップ(W杯)を翌年に控えた2017年11月の国際親善試合。日本代表はリール(フランス)の地でブラジル代表と対戦し、大舞台に向けての収穫を持ち帰ろうとした。

 ところが、試合は前半で3失点を喫する最悪の展開に。“初勝利”の夢は、たった45分間で打ち砕かれたと言っていい。

 後半に入ると、ブラジル代表は明らかにお休みモード。日本代表が前に出る場面が増えると、63分、井手口陽介のコーナーキックを槙野が頭で合わせ、なんとか1点を返した。

 だが、その後は1点も奪えず1-3で敗北。収穫どころか課題山積みの90分となった。

 なお、日本代表としてブラジル代表からゴールを奪ったDFは槙野のみ。3-2で勝利した14日の国際親善試合でも、DFの得点者は現れなかった。

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