サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦し、3-2で勝利した。この試合でも最後尾でチームを支えたGK鈴木彩艶が取材に応じ、ハーフタイムでのロッカールームの雰囲気を明かしつつ、南米2連戦を振り返っている。
ロッカールームの雰囲気はポジティブだった?
これまで一度も勝ったことがない相手に、前半だけで2点のリードを許した日本代表。ブラジルに強さを見せつけられた45分間のように感じられた。
それでも後半立ち上がりから前に出た日本は、52分に相手のミスから南野拓実がゴールを奪うと、62分には中村敬斗が同点弾をマーク。そして迎えた71分、伊東純也の左からのCKを上田綺世が頭で叩き込み、逆転に成功した。
鈴木は「ハーフタイムに戻ってきた時のロッカールームの雰囲気は、誰一人下を向いてる選手はいなかったです」と明かし、「本当にポジティブな声が非常に多くて、後半に挑む時は勢いを持って臨めたので、選手間の声掛け含めて、チームの雰囲気の良さは大事」と語った。
南米勢との2連戦でゴールマウスを守った鈴木は、1勝1分で終えた10月シリーズを振り返り、「勝ちはポジティブ捉えたいですけど、やっぱりキーパーとしては2失点したことが頭に残る」と悔しさを滲ませつつ、「パラグライ戦同様にしっかりと振り返って、次に繋げて1本でも止められるように、また帰って成長し続けなければいけない」と力を込めた。
(取材:加藤健一、文・構成:編集部)
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