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「みんなで守備をはめていけた」サッカー日本代表、佐野海舟が実感する反撃の手応えと自身の課題。「遅れるシーンが今日は多かった」

text by 編集部 photo by 田中伸弥

 サッカー日本代表は14日、東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2で逆転勝利を収めた。試合後、佐野海舟が取材に応じ、歴史的な一戦について振り返っている。

試合を振り返った佐野海舟

サッカー日本代表の佐野海舟
【写真:田中伸弥】

 試合序盤、日本代表は自陣にブロックを敷き、カウンターでのチャンスを狙う戦い方を選択した。ボランチとして出場した佐野は、その狙いを次のように振り返る。

「引いてブロックからカウンターっていうのは狙っていましたし、どうボールをつなぐかが大事になると思っていた」

 前半はブラジル代表に主導権を握られ、2失点を喫した。それでも佐野は「後半うまくみんなで守備をはめていけた結果、生まれた得点だと思うので良かった」と、チーム全体での修正と後半の反撃に手応えを感じていた。

 一方で、攻撃面については慎重な姿勢をのぞかせた。

「リスク管理の部分をより重要視していた。個人としては球際の部分だったりちょっと遅れるシーンが今日は多かった」と反省を口にした。

 そして、世界屈指の強豪との対戦で得た実感を明かす。

「ポジショニングもうまいですし、縦パスのタイミングや出てくるうまさというのはとても感じました。今日出た課題をしっかり持ち帰って、また成長できるようにやっていきたい」

 手応えと課題を冷静に受け止め、次なるステップへと視線を向ける。

(取材:加藤健一、文・構成:編集部)

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【了】

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