サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦し、3-2の歴史的初勝利を収めた。国際親善試合の一つではあるが、カルロ・アンチェロッティ監督が就任してから成長の兆しを見せていたブラジルにとって、あまりにも衝撃的な敗戦になったと、米メディア『ESPN』が14日に報じている。
ブラジル代表、守備の脆さを克服したかに見えたが…
ブラジルはワールドカップで史上最多の5回優勝を果たしているが、2002年の日韓大会を最後にタイトル獲得から遠ざかっていた。2026年の本大会へ向けては、南米予選で苦戦し、一時は敗退危機に直面。しかし、2025年5月12日にアンチェロッティ監督が招聘されると、課題だった守備が改善し、5位で出場権を獲得している。
直近5試合のうち4試合を無失点に抑え、イタリア流の守備を戦術に加えることで、一段と進化したブラジルに変貌した。かに見えた。
だが、それは幻想だったのかもしれない。同メディアはタイトルに「ブラジル、日本戦での後半崩壊をW杯前の警鐘と捉える」とつけ、「韓国を5-0で下した勢いのまま、ブラジルは日本戦に臨んだが、現実に引き戻される結果となった」と指摘している。
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