2026年ワールドカップ（W杯）北中米3カ国大会欧州予選が14日に各地で行われ、イングランド代表がラトビア代表を5-0で下し、8大会連続17度目のW杯出場を決めた。本大会の組み合わせ抽選会の結果次第で、来年3月には日本代表と対戦する可能性が一段と高くなっている。英紙『ガーディアン』が14日に報じた。

ブラジル代表に大金星のサッカー日本代表と対戦か？

　イングランドはアルバニア、セルビア、ラトビア、アンドラと同組のKグループに入り、6戦全勝で欧州勢一番乗りとなる予選突破を果たしている。18得点無失点という圧倒的な強さを見せ、FIFAランキングでは4位に君臨していた。難なくクリアしたことで、W杯の優勝候補の一つに数えられるのは間違いないだろう。

　しかし、ここまで強豪と言えるチームとは対戦していない。そのため、同紙は「W杯予選があまりに順調すぎて、このチームが強豪相手にどう戦うのか、全く見えてこない」と危惧している。

　それ故に、イングランドは本大会までの数カ月間で、現在の実力を図ることができる強い相手との対戦を求めているようだ。同紙は「真の試練はこれからだ。問題は、W杯までに真剣勝負の相手と当たらないこと。来月のセルビア戦とアルバニア戦は消化試合。来年3月には日本、ウルグアイとの親善試合が予定されているが、スペインやフランスのような強豪と互角に戦えるかは未知数だ。ここからが本当の勝負である」と伝えている。W杯の組み合わせ抽選会の結果に左右されるが、本大会で当たらない場合、アジアのチームを想定して日本と試合を組むことになりそうだ。

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