日本サッカー協会(JFA)は15日、欧州遠征に臨むなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のメンバーを発表した。現地時間24日にイタリア女子代表、同28日にはノルウェー女子代表とのテストマッチに挑むメンバーには、清水梨紗と遠藤純が代表復帰。ニルス・ニールセン監督はオンライン会見の場で、代表から遠ざかっていた2人について言及した。
清水梨紗と遠藤純の起用法は?
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パリオリンピック(パリ五輪)で右膝前十字靱帯断裂の大怪我を負った清水が約1年3か月ぶり、2024年2月に左前十字靭帯を損傷していた遠藤は約1年8か月ぶりになでしこジャパンのメンバーに名を連ねた。
初めて清水を招集した指揮官は「最初に確認したいのは、代表チームには、彼女の居場所があるということ。質の高い選手なので選ばれて当然かなと思う」と評価し、「静かなリーダーシップを示す選手だと思っているが、自分はそれを見守っていきたい。チームの一員であることを自覚し、怪我前の状態に戻っていって欲しい。期待値は高い」と力を込めた。
今季からマンチェスター・シティWFCからのレンタルでプレーしているリヴァプールFCウィメンでは、主戦場の右サイドバックではなく、主に左SBで起用されている清水。「個人的には、彼女には右SBが合っていると思うが、左右どちらでもできると思う」とニールセン監督は、自身の考えを明かした。
一方で、遠藤については「多くのポジションでプレーできる選手。フィジカルの強い選手で、代表では左サイドで使うことになるのかなと思う」とコメントしたうえで、「清水とともに、楽しみにしている選手。将来的にどうなるかわからないが、現時点では左サイドで考えている」と起用法について語った。
(取材:竹中愛美、文・構成:編集部)
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