サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦し、3-2の歴史的初勝利を収めた。国際親善試合の一つとは言え、これで日本は驚きの記録を継続することになる。もはや日本は、強豪国にとって本大会で当たりたくないチームになっているかもしれない。直近の数試合で歴代のワールドカップ優勝国に負けていないと、中国メディア『捜狐』が15日に報じた。
サッカー日本代表は、強豪国が本大会で当たりたくないチームに?
日本は2022年冬に開催されたカタールW杯で、スペイン代表、ドイツ代表、コスタリカ代表と同組のグループEに入った。本大会前の下馬評では日本の苦戦が予想されたが、その予想を覆す快進撃を遂げ、ドイツ戦(2-1勝利)、コスタリカ戦(0-1敗戦)、スペイン戦(2-1勝利)で首位通過を果たしている。そして、ラウンド16ではPK戦の末にクロアチア代表に敗れたものの、日本は世界に衝撃を与えた。
しかし、それは一過性のものではなく、その後のブラジル戦勝利へと繋がる第一歩となっている。
同メディアはタイトルに「有能すぎる!日本、直近5試合でW杯優勝国に4勝1分」とつけ、「この間、日本代表を率いる森保一監督は、ルイス・エンリケ(スペイン)、ハンジ・フリック(ドイツ)、カルロ・アンチェロッティ(ブラジル)といった名将たちが指揮する強豪国を次々と撃破してきた。2023年の国際親善試合では、日本がドイツを4–1で粉砕し、この結果がドイツ代表監督フリックの解任を直接引き起こした。昨夜のブラジル戦では、日本がついに歴史上初めて“サンバ軍団”を下す快挙を達成した」と伝えている。
2022年11月23日(W杯グループステージ)
日本 2–1 ドイツ(監督:フリック)
2022年12月1日(W杯グループステージ)
日本 2–1 スペイン(監督:エンリケ)
2023年3月24日(親善試合)
日本 1–1 ウルグアイ(監督:ロドリゲス)
2023年9月9日(親善試合)
日本 4–1 ドイツ(監督:フリック)
2025年10月14日(親善試合)
日本 3–2 ブラジル(監督:アンチェロッティ)
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