Jリーグは14日に、9月度の「2025明治安田Jリーグ 月間ベストゴール賞」を発表した。J2リーグでは、水戸ホーリーホックに所属するMF齋藤俊輔が同賞を受賞している。対象となったゴールは、9月13日に行われた第29節のベガルタ仙台戦での得点だ。

仙台戦でのスーパーゴール！

【写真：Getty Images】

　仙台DF陣に囲まれながらも、圧巻のドリブル突破を見せて、最後はゴール左上隅に突き刺した齋藤のスーパーゴールが9月のベストゴールに選ばれている。

　0-0で迎えた16分、左サイドでパスを受けた齋藤に対して、仙台のDF陣がすぐに圧力を強めてボールを奪おうとした。3人に囲まれてしまった齋藤だったが、細かいタッチでボールをキープすると、相手のプレスをいなしてペナルティエリア内に侵入する。

　そして、前方にシュートコースが生まれると、齋藤は素早く右足を振り抜き、ネットを揺らした。

　9月度の月間ベストゴール賞を受賞した齋藤は、Jリーグを通じて次のようにコメントしている。

「この度は、J2リーグ9月度のベストゴール賞に選んでいただき、ありがとうございます。2か月連続そして、今季3度目の受賞で大変光栄に思います。個人としては、代表前最後の試合だったので、ゴールという形でチームに力を与え、ここから勢いづいてくれたらなと思っていました。その思いを体現できたゴールだったと思います。代表での結果はベスト16で終わってしまい、チャンスがあったのに、決めきれなかった部分が多く、その1点が勝敗を分けたと思うと、本当に悔しいですが、これが世界での今の僕の実力だと思います。この悔しさを力に変え、ここからはJ2優勝・J1昇格に向け、水戸ホーリーホックのために全てを捧げます。引き続き応援よろしくお願いいたします」