近年、日本人選手を注視しているのが、イングランド2部相当に該当するEFLチャンピオンシップのクラブたちだ。労働ビザ取得が緩和されたことを受けて、獲得のハードルが下がり、現在は10人の日本人選手がプレーしている。今回は、チャンピオンシップでプレーする日本人選手の最新年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは10月16日時点。[1/5ページ]
10位:平河悠(ひらかわ・ゆう)

【写真:Getty Images】
生年月日:2001年1月3日(24歳)
推定年俸:30.1万ユーロ(約5117万円)
所属クラブ:ブリストル・シティ
25/26リーグ戦成績:9試合0得点0アシスト
10位には、ブリストル・シティに所属する平河悠がランクインした。推定年俸は30.1万ユーロ(約5117万円)とされている。
2023シーズンにFC町田ゼルビアのJ2リーグ優勝とJ1リーグ昇格に貢献した平河は、2024年夏にブリストル・シティへ買い取りオプション付きのローン移籍を果たす。
パリ・オリンピック(パリ五輪)で負った怪我の影響で2024/25シーズンの開幕に出遅れたが、リアム・マニング監督(当時)の信頼を掴んで前半戦の途中からレギュラーに定着した。
しかし、シーズン中盤以降にシステムが[4-2-3-1]から[3-4-2-1]に変更してからは、ウイングバックにサイドバックのキャラクターの選手が配置されたことで出場機会が減少。後半戦の23試合のうち、先発出場は4試合に留まった。
それでも2025年2月に完全移籍へと移行し、2028年夏までの契約を結んでいる。
チームは昇格プレーオフ進出圏内の6位でフィニッシュしたが、プレーオフの末にサンダーランドに敗れて昇格とはならなかった。
2025/26シーズンはマニング監督がノリッジ・シティに引き抜かれたことを受けて、前ケルンのゲルハルト・ストルバーが新監督に就任した。
新体制でも[3-4-2-1]を継続しており、リーグ開幕から2試合連続で左WBの先発に名を連ねたが、それ以降の試合では途中出場が続いている。