近年、日本人選手を注視しているのが、イングランド2部相当に該当するEFLチャンピオンシップのクラブたちだ。労働ビザ取得が緩和されたことを受けて、獲得のハードルが下がり、現在は10人の日本人選手がプレーしている。今回は、チャンピオンシップでプレーする日本人選手の最新年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは10月16日時点。[2/5ページ]
4位:大橋祐紀(おおはし・ゆうき)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年7月27日(29歳)
推定年俸:90.5万ユーロ(約1.5億円)
所属クラブ:ブラックバーン・ローヴァーズ
25/26リーグ戦成績:8試合1得点1アシスト
4位には、ブラックバーン・ローヴァーズに所属する大橋祐紀がランクインした。推定年俸は90.5万ユーロ(1.5億円)とされている。
大橋は2024シーズンに加入したサンフレッチェ広島にて、前半戦の22試合で11ゴールを記録。この活躍を受けて、2024年夏の移籍市場でブラックバーンに引き抜かれた。
開幕から2試合連続でゴールを記録する好スタートを切ると、シーズン中盤に足首の怪我で離脱した期間がありながらもリーグ戦36試合で9得点3アシストと多くの得点に関与した。
この活躍が評価されて、2024年11月には日本代表デビューを果たした。
しかし、順調だった2024/25シーズンとは打って変わって、今シーズンは大苦戦を余儀なくされている。
開幕から6試合連続でスタメンに名を連ねながらもわずか1ゴールに留まり、第8節からは2番手に降格。
移籍市場の最終盤に加入した元アイスランド代表FWエイドゥル・グジョンセンを父に持つアンドリ・グジョンセンにポジションを奪われた。
すべてが大橋の責任ではないが、チームは開幕9試合でわずか7ゴールと深刻な得点力不足に悩まされている。
再び序列を1番手へ上げるためにはゴールという形で結果を残す必要があるだろう。