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すごい稼ぎ!? イングランド2部の日本人、高額年俸ランキング1〜5位。トップに立ったのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 近年、日本人選手を注視しているのが、イングランド2部相当に該当するEFLチャンピオンシップのクラブたちだ。労働ビザ取得が緩和されたことを受けて、獲得のハードルが下がり、現在は10人の日本人選手がプレーしている。今回は、チャンピオンシップでプレーする日本人選手の最新年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは10月16日時点。[5/5ページ]

1位:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)

バーミンガムFW古橋亨梧

【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月20日(30歳)
推定年俸:211万ユーロ(約3.6億円)
所属クラブ:バーミンガム・シティ
25/26リーグ戦成績:9試合0得点0アシスト

 1位には、バーミンガム・シティに所属する古橋亨梧がランクインした。推定年俸は211万ユーロ(約3.6億円)とされている。

 2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに移籍した古橋は、スコットランドの強豪で通算85ゴールと得点を量産。2022/23シーズンは公式戦で34ゴールを記録し、スコティッシュ・プレミアシップの得点王や最優秀選手賞など個人タイトルを独占した。

 2025年冬に1200万ユーロ(約20.4億円)の移籍金でスタッド・レンヌに完全移籍を果たしたが、加入直後にホルヘ・サンパオリ監督が解任されるなど、不安定なチーム状況を前に大苦戦を余儀なくされる。

 デビュー戦こそ先発のチャンスを掴んだが、それ以降はベンチスタートに落ち着き、半年間で一度もネットを揺らすことができなかった。

 この状況を受けて2025年夏にバーミンガムへと完全移籍。半年でイギリスへの帰還を決断した。

 イプスウィッチ・タウンとの開幕戦でスタメンに名を連ねると、相手GKの頭上を越えるループシュートを決めたかと思われたがファウルでゴールが取り消しに。

 それでも後半に古橋のポスト直撃のシュートのこぼれ球をジェイ・スタンスフィールドが押し込んで先制点に関与した。

 開幕戦では再三にわたって得点の匂いを感じさせたが、第9節終了時点で0ゴール0アシストと得点に絡めていない。

 4試合でベンチスタートと定位置を確保できておらず、スコットランド時代の得点力を取り戻す必要があるだろう。

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【了】

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