欧州サッカー連盟(UEFA)は現地時間14日に、「Goal of the Round」と題して、FIFAワールドカップ26 欧州予選第7節の最優秀ゴールを発表した。スペイン・ラ・リーガのレアル・マドリードに所属するサッカーフランス代表FWキリアン・エムバペが、同賞を受賞している。
圧倒的な個の力!
【写真:Getty Images】
欧州予選第7節の最優秀ゴールに選ばれたのは、10日に行われたフランス代表対アゼルバイジャン代表の試合で生まれたゴールだ。フランスがチャンスを作りながらもゴールを決めきることができない中で迎えた前半アディショナルタイム、“レ・ブルー”を牽引するエムバペがスコアを動かす。
フランスがスローインからゲームを再開するタイミングで、相手DFの様子を伺いながらピッチ中央付近まで下がってパスを受けたエムバペ。フリーでボールを受けることに成功すると一気に加速して、細かいタッチでアゼルバイジャン守備陣を突破した。
一瞬足元からボールが離れるも、FWヒューゴ・エキチケからリターンパスを受けて、ペナルティエリア内に侵入し素早く右足を振り抜く。アゼルバイジャンのDFに寄せられながらもフランス代表の背番号“10”が放った一撃は、ゴール左下隅に突き刺さっている。
UEFAのX公式アカウントでは、「エムバペが魔法のような“ソロゴール”でトップに立った」と述べた上で、エムバペの最優秀ゴールを含めた、欧州予選第7節のベストゴール集を公開している。