欧州サッカー連盟（UEFA）は現地時間16日に、「Player of the Round」と題して、FIFAワールドカップ26欧州予選第8節の最優秀選手を発表した。サウジアラビアのアル・ナスルに所属するサッカーポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、第8節の最優秀選手に選ばれている。
第8節の最優秀選手はやはりこの男！
【写真：Getty Images】
ホームにハンガリー代表を迎えたポルトガル代表。8分に先制されたポルトガルだったが、22分にC・ロナウドが同点ゴールを決める。
DFネルソン・セメドがペナルティエリア右へ運び、中央へグラウンダーのクロスを供給する。この時、C・ロナウドはハンガリーのCBヴィリ・オルバンの背後を上手く取り、完全にフリーとなっていた。セメドがクロスを送る直前に、オルバンが後ろのC・ロナウドに気付き慌てて寄せようとするも、ポルトガル代表の背番号“7”はダイレクトで合わせて、ネットを揺らしている。
さらに、前半アディショナルタイム（AT）、ヌーノ・メンデスのクロスにC・ロナウドが右足で合わせて得点を奪っている。この時も、CBアッティラ・サライの背後から飛び出しており、ハンガリー守備陣が警戒しているにも関わらずフリーでフィニッシュに持ち込んでいた。なお、この試合で2得点を記録したことにより、C・ロナウドはW杯予選での通算得点数を「41」に伸ばして、歴代単独トップに立っている。
UEFAのX公式アカウントでは、「クリスティアーノ・ロナウドが第8節の最優秀選手だ」と称賛の言葉を送り、ハンガリー戦での2ゴールを振り返る特別映像を公開した。
