国際親善試合、U-22サッカー韓国代表対U-22サウジアラビア代表の試合が現地時間14日に行われ、韓国が0-2で敗れた。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は16日に、2試合合計0-6という屈辱的なスコアでU-22韓国代表が惨敗を喫したことを、驚きとともに伝えている。
まさかの2戦合計0-6で敗北の韓国

【写真:Getty Images】
来年の1月に、サウジアラビアで行われるAFC U23 アジアカップに向けて、開催国であるU-22サウジアラビア代表とのテストマッチに臨んだ韓国。しかし、10日に行われた第1戦は0-4と韓国が大敗。続く2戦目も0-2で敗れており、2試合を通して1度もネットを揺らすことができずにテストマッチの全日程を終えた。
同メディアは、「衝撃と恐怖。 イ・ミンソン監督率いる韓国とサウジの2連戦は、合計スコア0-6の大惨事だ。U-23アジア杯での失敗を繰り返すのだろうか」と題して、次のように述べている。
「イ・ミンソン監督は、最大限の戦力で試合に臨んだ。ヤン・ミンヒョク(ポーツマス)、ペ・ジュンホ(ストーク・シティ)、イ・ヒョンジュ(アロウカ)、キム・ミンス(アンドラ)など欧州で活躍する有望株も抜擢している。しかし、ペ・ジュンホとイ・ヒョンジュは負傷、キム・ミンスは所属チームとの交渉が上手くいかずに合流できなかった」
さらに、「欧州組の代わりとなる選手を選出せずに行ったサウジアラビアでの試合は、まだ チームが完成していないということを考慮しても衝撃的な結果となった。1戦目は0-4の大惨事だ」と言葉を続け、欧州で活躍する選手がいなかったことを差し引いても、結果が良くなかったことを強調した。
そして、「今回の結果は、直近のU-23アジア杯での失敗の歴史が繰り返されるのではないかという心配を生んでいる。来年のアジア杯で、韓国は“死の組”に組み分けられた」と述べつつ、「20年大会では優勝したが、22年と24年大会はベスト8で脱落した。24年にはシン・テヨン監督が率いるインドネシアに敗れたという“屈辱的な歴史”を刻んでいる」と、来年のアジア杯で現在のチームが結果を残すことができるのか、疑問を呈している。