移籍情報専門サイト『Transfermarkt』は現地時間16日に、市場価値の高い選手で構成された大陸別のベストイレブンを公式SNSで公開した。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は17日に、アジアのベストイレブンに選出された韓国代表とサッカー日本代表の“人数の差”を比較している。

アジアトップを日本が席巻

『Transfermarkt』のインスタグラム公式アカウントでは、各大陸で市場価値の高い選手から選んだ独自のベストイレブンを公開した。

　例えば、欧州のベスト11には、FWアーリング・ブラウト・ハーランド、FWキリアン・エムバペなどが選ばれている。

　アフリカは、FWヴィクター・オシムヘン、FWモハメド・サラーなど、世界トップクラスの選手たちが順当に選出された。

　アジアのベストイレブンには、GK鈴木彩艶、MF佐野海舟、MF堂安律など、日本代表からは最多となる合計7名の選手が名を連ねている。

　一方で、韓国代表からは、DFキム・ミンジェ、MFイ・ガンイン、FWソン・フンミンの3名が選ばれた。

　同メディアは、「衝撃の実話、ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインがいなければアジアベストイレブン全滅。全部日本ばかりだ」と前置きし、韓国代表の厳しい現状について次のように伝えている。

「韓国サッカーの未来が脅かされているのだろうか。市場価値の高いアジアのベストイレブンでは、変わらず日本代表の選手たちが独占していた。

　韓国からは、ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインしか選ばれていない」

　また、ソン・フンミンやキム・ミンジェに続く存在がいないことを嘆いていた。

「アジアベストイレブンには韓国の選手が3人だけだ。日本代表の選手は7人もいる。イ・ガンインと共に韓国サッカーを率いていく人材がまだ現れていないのが現状だ」