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フォーカス 2か月前

まだこんなに!? サッカー日本代表、メンバー外選手の最新市場価値ランキング1〜5位。トップに輝いたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 現在のサッカー日本代表は「史上最強」との呼び声が高い。それほど、各ポジションに選手が充実している。その証拠に、10月シリーズでメンバー外となった選手も実力は十分だ。そこで今回は、10月シリーズで森保一監督から声がかからなかった選手限定の市場価値ランキングを紹介する。※成績、市場価値は17日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[2/5ページ]

4位:旗手怜央(はたて・れお)

日本代表、旗手怜央
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日(27歳)
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
25/26リーグ戦成績:5試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:11試合0得点1アシスト
市場価値:1300万ユーロ(約22億円)

 4位にランクインしたのは、セルティック5年目を迎える旗手怜央だ。

 2020年に川崎フロンターレで三笘薫とともに大卒ルーキーコンビとして一気に有名となった旗手は、元々FW登録の選手だった。しかし、鬼木達監督(現:鹿島アントラーズ監督)によってMFやSBなどをこなすように成長していった。

 そして、2022年冬にセルティックへと移籍。満を持して欧州へと渡った旗手は、合流後主力として試合に出場する。

 それ以降のシーズンも安定したパフォーマンスを見せ、リーグ戦4連覇に貢献。他にも4つの国内タイトルを獲得している。

 チームや現地から絶大な信頼を得ている旗手の市場価値は、一時減少している時期もあったが、現在は推定1300万ユーロ(約22億円)と全日本人選手内で10位の座についている。

 そんな旗手だが、森保一監督からの信頼は得ているとは言い難い。

 実際、東京オリンピックから森保体制に招集はされているが、A代表で出場機会を多く得ていない。

 一番の持ち味である「万能」が故に特出した武器が他の日本代表選手と比較するとないようにも見える。

 ただ、DF陣やMF陣に怪我人を抱える現状の日本代表を考えると、このようなユーティリティ性抜群の選手がスカッドにいるだけで安心感は半端じゃない。

 一番の武器である万能性に加え、誰にも負けない持ち味を見つけることができればW杯本大会において、必須級の選手になること間違いなしだ。

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