イングランド・プレミアリーグ第8節、クリスタル・パレス(C・パレス)対ボーンマスの試合が現地時間18日に行われ、3-3の引き分けに終わった。C・パレスに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地は、代表ウィーク明けの一戦で先発フル出場を果たすと、絶妙な浮き玉のパスで貴重な同点ゴールの起点となる活躍を見せている。
代表ウィーク明けは先発フル出場
【写真:Getty Images】
代表ウィーク明けの一戦で、ボーンマスをホームに迎えたC・パレス。チームを率いるオリヴァー・グラスナー監督は、DFマーク・グエーイ、MFアダム・ウォートン、FWジャン=フィリップ・マテタ、そして鎌田らを先発に起用した。
開始早々の7分、FWイーライ・ジュニア・クルーピに先制ゴールを決められてしまうと、38分にも失点。2-0で試合を折り返す形となった。
なんとか追いつきたいホームチームは、64分にマテタのゴールで1点を返す。すると、69分、鎌田が起点となり、C・パレスが同点ゴールを決めた。
ペナルティエリア手前でボールを受けた鎌田は、逆サイドでエリア内へと走り込んでいたDFダニエル・ムニョスへと浮き玉でロングパスを送る。ムニョスのシュート気味の折り返しを、マテタがしっかり押し込んで同点に追いつくことに成功した。
逆サイドの選手の動きを見逃さなかった鎌田の視野の広さ、そして絶妙な浮き玉でのロンパスから生まれたゴールだ。しかし、89分、途中出場のMFライアン・クリスティーにゴールを決められて再び追いかける展開となったC・パレス。
しかし、後半アディショナルタイムにPKを獲得すると、これをマテタが冷静に沈めて3-3とした。試合はそのまま終了し、C・パレスは3-3の引き分けに終わっている。