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稼ぎがいいのはどっち!? 欧州日本人VS韓国人、高額年俸ランキング1〜5位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月19日時点。[5/5ページ]

1位:キム・ミンジェ(韓国代表)

バイエルン・キム・ミンジェ
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年11月15日
推定年俸:1200万ユーロ(約20億4000万円)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:3試合0得点1アシスト

 日本人と韓国人のサッカー選手の中で、最も高額な年俸を受け取っているのは、韓国代表のキム・ミンジェだ。

 ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで推定1200万ユーロ(約20億4000万円)の給料を得ており、アジア人選手としては突出した待遇である。

 キム・ミンジェは、トルコのフェネルバフチェ、イタリアのナポリを経て、2023年夏にバイエルンに加入。ナポリでは堅実な対人守備でクラブのセリエA優勝に貢献し、一気に評価を高めた。

 この活躍が注目を集め、バイエルンは移籍金5000万ユーロ(約80億円)を投じてキム・ミンジェを獲得。その際に結ばれた高額契約が現在も継続している。

 加入初年度の2023/24シーズンは、前半戦こそレギュラーを務めたが、後半からはベンチに回る機会が増加。それでも、出場時には安定したプレーを見せるなど、一定の評価を得ていた。

 しかし今シーズンは、ヴァンサン・コンパニ監督がセンターバックのレギュラーにヨナタン・ターとダヨ・ウパメカノを起用しており、キム・ミンジェのリーグ戦先発はわずか1試合にとどまっている。

 さらに、現在は負傷離脱中の伊藤洋輝の復帰も控えており、チーム内でターと並ぶDF最高額のサラリーを受け取るキム・ミンジェは、放出候補として名前が挙がっている。

 最近ではイタリアメディアが、ユヴェントスやACミランが関心を示していると報道。仮にイタリア復帰が実現すれば、年俸の減額は避けられないと見られている。

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【了】

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