アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月19日時点。[1/5ページ]
10位:町田浩樹(日本代表)
生年月日:1997年8月25日
推定年俸:377万ユーロ(約6億4090万円)
所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト
サッカー日本代表DF町田浩樹は、今夏ベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)からドイツ・ブンデスリーガのホッフェンハイムに移籍した。
推定年俸は377万ユーロ(約6億4090万円)で、同クラブ内でも2位タイの高待遇となっている。
町田は2022年に鹿島アントラーズからユニオンSGへ期限付き移籍で欧州挑戦を開始し、2023年に完全移籍。
2024/25シーズンは主力センターバックとしてクラブのリーグ優勝に貢献し、移籍金475万ユーロ(約8億750万円)でホッフェンハイムにステップアップした。
しかし、8月のブンデスデビュー戦で左膝前十字じん帯を断裂し、無念の長期離脱が確定。期待の新戦力として迎えられた矢先の大怪我は、クラブにとっても本人にとっても大きな痛手となっている。
町田にとっては、2026 FIFAワールドカップ(W杯)を見据える重要な時期であり、このタイミングでの負傷は深刻だ。
データサイト『transfermarkt』による市場価値は700万ユーロ(約11億9000万円)で、日本人CBとしては5位にランクインしている。
一方、10月の代表戦では鈴木淳之介や渡辺剛らが存在感を示しており、サッカー日本代表CBのポジション争いは熾烈を極める。
今は復帰に向けてコンディションを整えることが最優先となるが、ピッチに戻ったときに再び信頼を勝ち取る姿に期待したい。
