アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月19日時点。[2/5ページ]
9位:伊藤洋輝(日本代表)
生年月日:1999年2月15日
推定年俸:377万ユーロ(約6億4090万円)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:出場なし
サッカー日本代表の伊藤洋輝は、ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンで推定377万ユーロ(約6億4090万円)の年俸を受け取っている。
2021年にジュビロ磐田からシュトゥットガルトへ移籍した伊藤は、安定した守備と優れた戦術理解で高い評価を獲得した。
2023年の契約更新で年俸は250万ユーロ(約4億2500万円)まで上昇し、2024年夏には移籍金2350万ユーロ(約39億9500万円)でバイエルンへとステップアップした。
しかし、バイエルン加入から1年以上経過したいまも、大きなインパクトを残せていない。
2024/25シーズンは、開幕前に右足中足骨を骨折して長期離脱。その後、一度は復帰したものの、3月には同じ箇所を再び骨折した。
今シーズンもまだピッチに立っておらず、11月中の復帰を目指していると報じられているものの、慎重な見極めが必要な状態だ。
バイエルンでは、韓国代表DFキム・ミンジェの放出が噂されており、もし実現すれば、伊藤にかかる期待はさらに大きくなるだろう。
冨安健洋がアーセナルを退団したことで、伊藤は日本人CBとして年俸トップとなった。
クラブでも代表でも要となる存在として、まずは完全なコンディションを取り戻し、真価を発揮してほしい。
