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稼ぎがいいのはどっち!? 欧州日本人VS韓国人、高額年俸ランキング6〜10位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月19日時点。[5/5ページ]

6位:イ・ガンイン(韓国代表)

パリ・サンジェルマン、イ・ガンイン
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年2月19日
推定年俸:455万ユーロ(約7億7350万円)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
25/26リーグ戦成績:7試合0ゴール0アシスト

 韓国代表MFイ・ガンインは、フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)で455万ユーロ(約7億7350万円)の年俸を受け取っており、アジア人選手としてはトップクラスの高給取りだ。

 スペインのバレンシア下部組織で育成され、“韓国の至宝”と呼ばれてきた逸材は、2023/24シーズンにマジョルカでラ・リーガ6ゴール7アシストを記録してブレイク。

 この活躍が評価され、2023年夏に移籍金2200万ユーロ(約37億4000万円)でPSGへ加入した。

 PSGは2024/25シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝し、イ・ガンインも今月16日にAFC年間最優秀国際選手賞(男子)を初受賞。韓国サッカー界にとっても大きな誇りとなった。

 だが、良い評判だけではない。

 昨シーズン後半戦にナポリからフビチャ・クヴァラツヘリアが加入した影響もあって、イ・ガンインは定位置確保には至っていない。

 昨シーズンはリーグ戦で6ゴール6アシストと一定の結果を残したが、今シーズンはコンスタントに出場しているものの、ここまでゴールもアシストも記録できていない。

 9月28日のオセール戦では、フランスメディア『Footmercato』が「無意味なボールポゼッションを繰り返し、良いシュートはブロックされた1本のみ」と酷評し、採点もチーム最低の「4.5」だった。

 これに対し、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「またフランスメディアでイ・ガンインの悪口が始まった」と反発し、統計メディアでは軒並み高評価を受けていることも紹介した。

 賛否両論が渦巻くのは、それだけ注目度が高い証拠だろう。

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【了】

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