サッカー日本代表は2022年のカタールワールドカップ以降、目に見える結果を残し続けている。これまで本大会で当たった場合、勝利を計算に入れていた強豪国にとって無視できない存在となっているかもしれない。戦術的にも技術的にも世界屈指の成熟度を誇るチームへと進化していると、英メディア『キックオフ』が19日に報じた。
サッカー日本代表は確実に成長。強豪国が無視できない存在に
日本のFIFAランキングは19位であり、アジアトップと言えどもまだ世界の上位には食い込めていない。
それでもスペイン、ドイツ、ブラジルという名だたる強豪を次々と下してきたことで、日本に対する注目度は増している。
特に14日に行われたキリンチャレンジカップ2025で、ブラジルを相手に3-2の逆転勝利を収めたことは、世界に大きな衝撃を与えていた。
しかし、同メディアは「この結果に驚いた人もいるだろうが、日本サッカーを追ってきたファンにとっては、当然の結果とも言える。
日本の成長の兆しは、すでに数年前からはっきりと現れていたのだ」と分析している。
一番のポイントは、長年の課題だったGK問題を解決したことだと、同メディアは考えている。
23歳の鈴木彩艶は驚異的な反射神経とセービング能力を兼ね備え、欧州5大リーグの一つであるセリエAのクラブで正守護神を務める数少ないアジア人として高い評価を得ている。
それを踏まえ、同メディアは「かつて日本は、W杯に参加するだけのチームと見られていた。だが、そうした評価は過去のものとなった。
久保建英、鎌田大地、田中碧、堂安律といった欧州組が揃う現在の日本は、2026年の本大会で確実に台風の目となり得る」とし、来年のW杯で“ダークホース”として脚光を浴びる可能性は高いとの見解を示した。
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