サンフレッチェ広島は21日、AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）第3節で蔚山HDと対戦した。直近のFC東京戦（0-0）から中3日で迎えたアウェイゲームでは、木下康介や中村草太、前田直輝らがスタメンに名を連ねた。

サンフレッチェ広島が蔚山HDと対戦

　立ち上がりからやや押し込んでいた広島だったが、11分に左からのクロスをキム・ミンヒョクに押し込まれて、1点を追う展開に。

　その後も圧倒的にボールを保持したアウェイチームは34分に決定機。

　左右に揺さぶった攻撃から中村が、ボックス内から右足を振り抜いたが、バーに直撃。得点には至らなかった。

　そのまま前半は終了し、広島の1点ビハインドで前半を終えた。

　後半も圧倒的に押し込んだのは広島。立ち上がりからセットプレーを中心にチャンスを作っていく。それでも決定機が訪れた新井直人や荒木隼人が決めることができない。

　82分には途中出場の越道草太が、カットインから左足のコントロールシュートを放ち、際どいシーンを作ったものの、最後まで攻撃の糸口を見つけることができなかったミヒャエル・スキッベ監督率いるチームは、0-1の敗戦。

　公式戦2試合連続で無得点に終わった広島は、ACLE初黒星を喫し、勝点「4」から積み上げることができなかった。

【得点者】
11分 キム・ミンヒョク（蔚山HD）

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【了】