リオネル・メッシを筆頭に、数多くのスター選手が集い盛り上がりを見せているMLS(メジャー・リーグ・サッカー)。そんな同舞台では、複数の日本人選手も奮闘している。彼らは果たして、“世界の中心”とも言われるアメリカ合衆国でどれだけ稼いでいるのか。MLS日本人選手の年俸をランキング形式で紹介する。(年俸は「MLS Players Association」を参照。
5位:富樫敬真(とがし・けいまん)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年8月10日
所属:アトランタ・ユナイテッド
年俸:104,000ドル(約1560万円)
2025年リーグ成績:5試合0得点0アシスト
ニューヨーク州生まれの富樫敬真は、2015シーズンに横浜F・マリノスでJリーグデビューを飾る。
その後はFC東京やV・ファーレン長崎、ベガルタ仙台などを渡り歩き、2024シーズンはサガン鳥栖でプレーしていた。
2025年1月にMLSへの挑戦を決断し、フリートランスファーでアトランタ・ユナイテッドと契約。Jリ-グでキャリアを歩んできた富樫にとっては初の国外でのプレーとなる。
ロースターの21枠以降の補足名簿に登録されており、年俸10.4万ドル(約1560万円)はシニア選手の最低年俸だそうだ。
rなお、アメリカ国籍を保持しているため国内選手という扱いとなっている。
現在32歳のストライカーは第3節で初出場を果たしたが、第34節終了時点のリーグ戦ではわずか5試合の出場に留まっている。
富樫と同タイミングで加入したコートジボワール代表FWエマヌエル・ラッテら強力なライバルを前に出場機会を確保することに苦戦しており、ベンチ入りをしても出番が訪れないことが多い。
セカンドチームでのプレー機会の方が多いのが現状だ。
なお、富樫とアトランタ・ユナイテッドの契約は2025シーズン限りであり、1年間の契約延長オプションが行使される可能性は高くなさそうだ。
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