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稼ぎが多いのは!? 欧州日本人VS韓国人、高額年俸ランキング11〜15位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月21日時点。[2/5ページ]

14位:ホン・ヒョンソク(韓国代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1999年6月16日
推定年俸:255万ユーロ(約4億3350万円)
所属クラブ:FCナント(フランス)
25/26リーグ戦成績:6試合0ゴール0アシスト

 韓国代表のホン・ヒョンソクは、フランスのFCナントで推定255万ユーロ(約4億3350万円)の年俸を受け取っている。

 蔚山現代(現:蔚山HD FC)の下部組織で育ったホン・ヒョンソクは、トップチームでの出場を経ずに2018年にヨーロッパへ渡った。

 オーストリアのLASKリンツやベルギーのヘントで経験を積み、2024年夏に移籍金400万ユーロ(約6億4000万円)でマインツに加入した。

 だが、初の欧州5大リーグ挑戦はうまくいかず、2024/25シーズンはリーグ戦23試合出場で0ゴール1アシストと不発に終わり、韓国代表からも外れるようになった。

 すると、今年夏にナントへのレンタル移籍が決まり、リーグアンでキャリアの立て直しを図っている。

 しかし、フランスでもいまのところうまくいっていない。リーグアン6試合に出場しているが、ここまで得点関与はない状況だ。

 韓国『スポーツ朝鮮』によると、ナントの情報を扱うポッドキャスト『Sans Controle』では、厳しい意見が飛び交ったと報じた。

「技術的に平均以下で、試合のテンポについていけていない」、「誠実ではあるが、試合中に存在感がない」、「リーグアンのMFとして、ワンタッチプレーができないのは致命的」

 ヘント時代には『transfermarkt』の市場価値が900万ユーロ(約15億3000万円)まで上昇したホン・ヒョンソクだが、現在は350万ユーロ約5億9500万円)まで下落している。

 リーグアンで実力を示し、2026 FIFAワールドカップ(W杯)を見据えた韓国代表のメンバー争いに再び名を連ねることができるか。

 ここからの巻き返しが注目される。

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