アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月21日時点。[3/5ページ]
13位:イ・ジェソン(韓国代表)
生年月日:1992年8月10日
推定年俸:264万ユーロ(約4億4880万円)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:5試合1ゴール0アシスト
韓国代表のイ・ジェソンは、ブンデスリーガのマインツで推定264万ユーロ(約4億4880万円)の年俸を受け取っている。
全北現代でプロキャリアをスタートさせたイ・ジェソンは、2017年にはKリーグ最優秀選手賞を受賞した。
翌2018年にホルシュタイン・キールに加入すると、ドイツ2部で活躍を続け、2021年夏にフリートランスファーでマインツに加入した。
ブンデスリーガ1部挑戦1年目から4ゴール3アシストを記録すると、2年目は7ゴール4アシストと進化を続け、2023年夏には契約更新をつかんだ。
現行契約はチームで2番目に高額で、クラブからの厚い信頼がうかがえる。
インテリジェンスあふれるプレーが持ち味で、年齢とともに存在感を増しており、2024/25シーズンのブンデスリーガでは7ゴール8アシストを記録して、チームの攻撃をけん引した。
ただ、今シーズンのマインツは開幕から不調で、第7節終了時点でわずか1勝と苦戦が続いている。
そうした中でも、19日のレヴァークーゼン戦ではイ・ジェソンが今シーズン初ゴールを挙げ、意地を見せた。
マインツは今年夏にエースだったヨナタン・ブルカルトがフランクフルトに移籍し、攻撃に不安を抱えている。その分、イ・ジェソンへの期待は一層高まっている。
韓国代表では2015年にデビューを飾り、今月のブラジル戦で代表通算100試合出場を達成。
0−5の大敗となった試合後もパラグアイ戦に途中出場しており、変わらぬ存在感を見せている。
