アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月21日時点。[5/5ページ]
11位:鈴木唯人(日本代表)
生年月日:2001年10月25日
推定年俸:321万ユーロ(約5億4570万円)
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト
サッカー日本代表MFの鈴木唯人は、今夏ドイツ・ブンデスリーガのフライブルクに加入し、推定321万ユーロ(約5億4570万円)の年俸を受け取っている。
2023年夏に清水エスパルスからデンマークのブレンビーIFに移籍した鈴木は、欧州1年目から躍動する。
2024/25シーズンにはリーグ戦32試合で12ゴール6アシストを記録し、攻撃の核として圧倒的な存在感を放った。
その活躍が評価され、今年夏に移籍金1000万ユーロ(約17億円)でドイツ1部へのステップアップを実現した。
ブレンビー時代の推定年俸は15万ユーロ(約2550万円)とされ、今回の契約で約25倍に跳ね上がったことになる。
しかし、フライブルクでは苦戦が続いている。
開幕から2試合連続で先発出場したものの、決定機でのミスや軽率なボールロストが目立ち、その後の公式戦4試合では出場機会がなかった。
それでも10月19日のフランクフルト戦では5試合ぶりに途中出場を果たした。
ドイツメディア『Sudkurier』は、「ボールを持った際に魅力的な瞬間はあったが、全体としては目立たなかった」と評している。
だが、その“瞬間”がゴールやアシストといった結果につながれば、評価は大きく変わるはずだ。
ボールに多く関与してこそ持ち味を発揮できる鈴木にとっては、まず味方の信頼を勝ち取り、出場機会を継続的に得ることが重要だ。
10月シリーズでは日本代表から外れたが、巻き返しに期待がかかる。
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