アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月21日時点。[2/5ページ]
19位:田中碧(日本代表)
生年月日:1998年9月10日
推定年俸:157万ユーロ(約2億5638万円)
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
25/26リーグ戦成績:6試合0ゴール0アシスト
サッカー日本代表の田中碧は、リーズ・ユナイテッドで推定年俸157万ユーロ(約2億5638万円)を受け取っている。
田中は2021年6月に川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフに移籍して経験を積んだ。
2024年夏にリーズに加入すると、2024/25シーズンはイングランド2部リーグで43試合に出場してプレミアリーグ昇格に大きく貢献し、クラブの年間最優秀選手にも選ばれた。
しかし、プレミアリーグに昇格した今シーズンは、やや苦しいスタートとなっている。
リーグ開幕から2試合続けて先発したが、その後ケガで2試合を欠場したあとはベンチスタートが多く、ここまで4試合の出場にとどまっている。
クラブは今夏、昇格に伴い大型補強を敢行。ニューカッスルから加入したショーン・ロングスタッフは古巣戦で1ゴール1アシストと存在感を示すなど、中盤の競争が激化する中、田中の序列は現時点では後退している。
それでも、地元メディアやファンからの信頼は依然として厚い。
10月15日、『Leeds United News』の読者投票では、61%が「田中をスタメン起用すべき」と回答。そのうち約42%が「ロングスタッフの代わりに田中を」と支持を示した。
同メディアは「田中は他の選手よりもパス精度に優れ、狡猾さも兼ね備えている」と評価した。
プレミアの上位相手には未知数ながら、同等のレベルであれば田中の持ち味が生きると見ている。
