セリエAのトリノFCは21日、25/26シーズンのサード・ユニフォームをクラブ公式サイトなどで発表した。襟元中央にはアルゼンチンの名門クラブ、リーベル・プレートのエンブレムが配されており、両クラブの絆を象徴するデザインとなっている。
トリノFCが新サードユニフォームを発表!
トリノは、『JOMA』製の新サードユニフォームについて「5月4日の悲劇の痛みから生まれた、リーベルとの永遠の友情に捧げられたものだ。
この絆は、時を経て、ピッチを越え、国境を越えた兄弟愛へと発展した」と説明。
トリノの選手18名と監督以下スタッフ5名の犠牲者を出した、1949年5月4日の航空事故『スペルガの悲劇』から続く両クラブの絆によって、今回のコラボレーションが実現し、ユニフォームが誕生したものだと伝えている。
さらに、「アントラサイトグレーのシャツを斜めに走る黒いバンドは、リーベルを象徴する赤い帯を想起させ、襟の後ろにはその絆を称えるモットー『ETERNA AMISTAD(永遠の友情)』が際立っている。
襟元中央にはリーベルのエンブレムが配されており、その中にはトリノの象徴である跳ねる雄牛が組み込まれ、両クラブの結びつきを象徴している」と続けている。
セリエAを7回、コッパ・イタリアを5回制しているトリノは、今シーズンのセリエAで14位に位置するが、10月19日に開催された昨季優勝のSSCナポリ戦に1-0で勝利を収め、上昇の兆しを見せている。
26日には本拠地で19位と低迷するジェノアFCと対戦する。
