北アメリカのプロサッカーリーグであるメジャーリーグサッカー(MLS)が、数多くのスター選手を抱えているのは周知の事実だ。各クラブの富豪オーナーは獲得した世界的ビッグネームたちに高額な給料を支払っているが、その額は我々の想像を超えるスケール感を誇る。今回は、そんなMLSの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『MLS選手協会(MLSPA)公式サイト』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは10月24日時点。[3/5ページ]
3位:ミゲル・アルミロン(パラグアイ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1994年2月10日
所属クラブ:アトランタ・ユナイテッド
推定年俸:605万6000ドル(約9億円)
2025リーグ戦成績:31試合6得点4アシスト
欧州でのプレーを経て、今季からメジャーリーグサッカー(MLS)に出戻りしたのがミゲル・アルミロンである。
アトランタ・ユナイテッドで受け取っている推定年俸は605万6000ドル(約9億円)にものぼり、最新推定年俸ランキングで3位にランクインしている。
プレミアリーグのファンであれば、2019~2025年にかけてニューカッスル・ユナイテッドで活躍したアルミロンのことはよく知っているだろう。
また、10月10日のキリンチャレンジカップ2025で森保ジャパンから先制点を奪ったパラグアイ代表の背番号「10」として記憶しているファンも多いかもしれない。
2017・2018シーズンにアトランタ・ユナイテッドでプレーしたアルミロンは、2019年1月にニューカッスルへ完全移籍。在籍6シーズン半で公式戦通算223試合に出場して30得点12アシストをマークした。
スピードとテクニックを活かしたドリブルに加えてオフ・ザ・ボールの動きや献身的な守備も光るアルミロンには、レアル・マドリードが関心を寄せるほどの魅力があった。
2025年1月に“古巣”アトランタ・ユナイテッドに帰還したアルミロンは、9億円の年俸を受け取るだけの価値があることを証明している。
左右のウイングだけでなくトップ下でもプレーでき、負傷による欠場も滅多にない。
クラブは、高い給料を支払ってでも“ラ・アンギラ”(アルミロンの愛称で意味は「うなぎ」)をつなぎ留め、放流すべきではない。