イングランド・プレミアリーグ第9節、リーズ・ユナイテッド対ウェストハム・ユナイテッドの試合が現地時間24日に行われ、リーズが2-1で勝利した。英メディア『LEEDS UNITED NEWS』は同日に、この試合に先発出場したリーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧のパフォーマンスを高く評価している。
攻守に奮闘した田中
【写真:Getty Images】
ここまで8試合を消化して、2勝2分4敗となかなか勝ちきれない試合が続いていたリーズ。
リーズに所属する田中は、直近の試合では途中出場が続いていたものの、ウェストハムとの一戦では第2節のアーセナル戦以来となる先発復帰を飾った。
3分、リーズはMFブレンデン・アーロンソンのゴールで先制する。さらに、15分には、コーナーキックの流れからDFジョー・ロドンが追加点を決めた。
90分に、MFマテウス・フェルナンデスにゴールを決められて1点差に詰め寄られるも、ウェストハムの反撃をなんとか抑えきり2-1で勝利している。
同メディアは、「数週間ぶりに先発に復帰した。期待外れだったMFアントン・シュタッハに代わり、中盤で鋭いプレーを見せている。田中はドイツのチームメイトよりも積極的にビルドアップに参加し、リーズの左サイドがウェストハムを何度も切り抜けるのを助ける、美しく素早いパスを繰り出した」と、攻撃面の組み立てを高く評価していた。
また、地元メディア『The Yorkshire Post』は、「後半に疲れ果てるまでは精力的にプレーした」と、攻守にわたって奮闘した田中に賞賛の言葉を送っている。