2025 明治安田J1リーグ第35節、京都サンガF.C.対鹿島アントラーズの試合が25日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合では、鹿島に所属するFW鈴木優磨が試合終了間際に足を攣りながらも劇的な同点弾を決めて、チームに貴重な勝ち点「1」をもたらした。
鹿島アントラーズが首位をキープ
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首位の鹿島が勝ち点「5」差という状況で、京都のホーム“サンガスタジアムbyKYOCERA”に乗り込んだ一戦。
鹿島を率いる鬼木達監督は、DF植田直通、MF三竿健斗、FWレオ・セアラらを先発に起用した。
両チームともチャンスは作ったものの、なかなかゴールが決まらずに迎えた36分、ホームチームがスコアを動かす。
鹿島陣内の左サイド深い位置でボールを持ったFW長沢駿は、相手DFに囲まれながらも間を抜く見事なスルーパスでFWマルコ・トゥーリオに通した。
このパスを受けた京都の背番号“11”が放ったシュートは、DFに当たってゴールに吸い込まれてしまう。鹿島が1点を追いかける形となり、前半終了の笛を迎えた。
後半に突入しても、鹿島はホームチームの守備をなかなか崩すことができず、時間だけが過ぎていく展開に。
このまま京都が勝利かと思われた試合終了直前、鹿島を牽引してきた背番号“40”がチームを救った。
ペナルティエリア手前でボールを持ったMF松村優太が、ゴール前へとクロスを送る。
このパスに反応した鈴木は、DF福田心之助と競り合いながらダイレクトで合わせて、1-1とした。
鹿島の公式サイトでは、指揮官が「最後の最後まで、足をつりながらも体を張って決め切ったのは良かったと思う」と、劇的同点弾の直前に鈴木が足をつっていたことを明かした。
チームの絶対的な主力が決めたゴールでドロー決着となった鹿島は、勝ち点「67」で首位をキープ。
次節はホームで横浜FCと対戦する予定だ。
