水戸ホーリーホックは26日、明治安田J2リーグ第34節で北海道コンサドーレ札幌と敵地で対戦し、1-0で勝利した。この試合では、U-20日本代表MF齋藤俊輔が決勝ゴールをマーク。その得点は、圧巻の個人技で奪ったスーパーゴールだった。

齋藤俊輔がゴラッソ

　ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えた前節は、後半アディショナルタイム6分に決勝弾を許し、ショッキングな敗戦を喫した水戸。

　J2優勝とJ1昇格に向けて、連敗は許されない中で迎えた札幌戦は、世界を経験した20歳がチームに先制点をもたらす。

　左サイドでボールを受けた齋藤は、キレのある細かいボールタッチのドリブルで、カットインするとボックス外から右足を一振り。
　

　強烈なシュートは、GKの手を掠めてゴール左上に突き刺さった。

　シュートまでの一連のドリブル、パンチ力のあるシュートが光った圧巻のスーパーゴールだった。

　終わってみれば、この得点が決勝点となり、勝点を「64」に伸ばした水戸が、首位に返り咲いている。